海福寺 (東京都目黒区) 江戸の最古黄檗宗寺院

五百羅漢寺の隣に建つ海福寺は、かって深川にあって、黄檗宗寺院の
江戸における最古の寺といわれている。

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                 五百羅漢寺

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                 海福寺参道

海福寺の始まりは、1628年深川に開創された真言宗自肯庵と伝え
られ、1658年黄檗宗開祖の隠元禅師を勧請開基として再興された
といわれ、1910年現在地に移転している。

境内には、1807年隅田川の永大橋崩落事故犠牲者の供養塔があり、
江戸大事故の歴史を残している。

<東京都のお寺一覧>

(1)寺名:海福寺(かいふくじ)
(2)住所:東京都目黒区下目黒3-20-9
(3)山号:永寿山 (4)宗派:黄檗宗
(5)開創:1628年 (6)中興:1658年 隠元禅師
(7)本尊:釈迦牟尼仏
(8)その他
1)本堂:国登録文化財 1909年
2)梵鐘:都指定文化財 1683年
3)永代橋崩落事故犠牲者供養塔:都指定文化財 1807年
4)四脚門(山門):区指定文化財 江戸時代中頃
5)阿弥陀如来立像:区指定文化財 藤原時代
6)訪問日:2023年10月1日

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                 四脚門

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             永代橋崩落事故犠牲者供養塔

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4本堂DSC09140海福寺 (12).JPG
                   本堂

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6鐘楼DSC09140海福寺 (18).JPG
                   鐘楼

7梵鐘DSC09140海福寺 (17).JPG
                  梵鐘