称名寺 (茨城県結城市) 結城氏の菩提寺

源頼朝の御家人・結城朝光(ゆうきともみつ)が、1181年結城の
地頭として入り、結城城を築城し城下町を形成した。
その城下町にあって、結城朝光が親鸞聖人の高弟真仏を開基に迎えて
1225年称名寺を開創したと伝えている。

1二条門山門DSC03259称名寺 (6).JPG
                二条門(山門)

2裏通りDSC03259称名寺 (1).JPG
                  裏通り

1600年結城秀康(徳川家康の次男)が越前に移るまで、結城氏が
結城を治めていた。
称名寺は大いに栄え、浄土真宗関東七大寺に数えられた。
結城氏に関連する文化財が多く残され、結城の名刹となっている。

<茨城県のお寺一覧>

(1)寺名:称名寺(しょうみょうじ)
(2)住所:茨城県結城市結城152
(3)山号:新居山 (4)宗派:浄土真宗本願寺派
(5)開基:真仏 (6)開創:1225年
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)往生要集:県指定文化財 鎌倉時代
2)二条門(山門):市指定文化財 1626年
3)御霊屋門(中門):市指定文化財 室町時代
4)結城朝光の墓:市指定史跡
  など文化財多し
5)訪問日:2024年11月8日

1御霊屋門DSC03259称名寺 (4).JPG
               御霊屋門(中門)

2親鸞聖人像DSC03259称名寺 (10).JPG
                親鸞聖人像

3本堂DSC03259称名寺 (8).JPG
                 本堂

4説明板DSC03259称名寺 (11).JPG
                 説明板

5結城朝光墓所DSC03259称名寺 (14).JPG
                結城朝光墓所