宝鏡院 (静岡県三島市) 室町幕府2代・足利義詮ゆかり

三島市街地の東部にあって、住宅街の中にこじんまりと山門が建つ
のが宝鏡院である。

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                宝鏡院山門

宝鏡院は、室町幕府2代将軍・足利義詮(よしあきら)が鎌倉に
あって関東を治めていた頃に、建長寺4世・義翁紹仁(普覚禅師)
を勧請開山に迎え開創したと伝えている。
その経緯は不詳である。

境内に安置されている<笠置石>は、源頼朝が三嶋大社に参詣の
折に、笠を置いた石と伝承され、<三島七石>の一つである。

<静岡県のお寺一覧>

(1)寺名:宝鏡院(ほうきょういん)
(2)住所:静岡県三島市川原ヶ谷2
(3)山号:地福山 (4)宗派:臨済宗建長寺派
(5)開基:足利義詮 (6)開山:義翁商仁
(7)開創:南北朝時代 (8)本尊:薬師如来
(9)訪問日:2021年3月21日

1本堂(22-5011)宝鏡院 (5).JPG
                  本堂

2笠置石(22-5011)宝鏡院 (3).JPG
                 笠置石