松寺永福寺 (富山県富山市) 医王山修験系の起源

梅沢町界隈の寺町にあって、ひときわ高い塔を構えるのが松寺永福寺
である。

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                 松寺永福寺

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               梅沢町界隈寺町案内図
                赤印が松寺永福寺

松寺永福寺の起源は、南砺市と金沢市の境界に位置する医王山に、
泰澄大師の弟子が開創した修験道の開往寺が起源と伝え、その後
文明年間(1469~87年)蓮如上人のひ孫・蓮真が住職となって
松寺永福寺として開創したといわれている。
医王山修験系の<医王山四十八坊>と呼ばれ、大いに栄えたといわれる。

松寺永福寺は17世紀に現在地に移転し、触頭となっている。
1945年の富山大空襲で全焼し、その後再建された。

<富山県のお寺一覧>

(1)寺名:松寺永福寺(まつでらようふくじ)<正式名:永福寺>
(2)住所:富山県富山市梅沢町3-1-6
(3)山号:医王山 (4)宗派:真宗大谷派
(5)開基:蓮真 (6)開創:文明年間
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)訪問日:2024年6月14日

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                   本堂