満願寺 (愛媛県宇和島市) 四国八十八ヶ所霊場番外

宇和島市南部にあって、南予遍路道の要にある満願寺は四国八十八ヶ所
霊場の番外霊場である。
満願寺の開創は奈良時代と伝えられ、弘法大師空海によって再興された
といわれる古刹である。

(1)万願寺(38-2714)満願寺  (1).JPG
                  満願寺へ

(2)外観(38-2714)満願寺  (5).JPG
                 満願寺外観

境内にある二重柿は、柿の実の中にもう一つ果実がある珍しい柿で、
愛媛県の天然記念物に指定されている。
近年、樹勢が衰えてきている。
この柿は、弘法大師空海が満願寺を再興した時に、杖を立てて置いた
ものが芽を出したと伝承される柿とか。

<愛媛県のお寺一覧>

(1)寺名:満願寺(まんがんじ)
(2)住所:愛媛県宇和島市津島町岩渕甲1657
(3)山号:光雲山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開基:行基 (6)開創:8世紀前半
(7)本尊:聖観音
(8)その他
1)聖観音坐像:県指定文化財 平安時代中頃 像高90cm
2)薬師如来坐像:県指定文化財 平安時代中頃 像高102cm
3)二重柿:県指定天然記念物 推定樹齢300年
4)市指定文化財2件
5)訪問日:2020年4月5日

(1)本堂(38-2714)満願寺  (14).JPG
                  本堂

(2)六地蔵(38-2714)満願寺  (19).JPG
                 六地蔵

(4)薬師堂(38-2714)満願寺  (28).JPG
                 薬師堂

(3)二重柿(38-2714)満願寺  (25).JPG
                 二重柿