少林寺 (埼玉県秩父市) 秩父三十四ヶ所観音霊場第15番

鎌倉時代に開創したと伝える<秩父三十四ヶ所観音霊場>の札所は、
時代の変遷とともに変わってきたが、明治時代の神仏分離によって
変わったのが第15番札所少林寺である。

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                少林寺山門

神仏分離前の第15番札所は、妙見社の別当・蔵福寺であった。
神仏分離によって、妙見社は秩父神社となり、蔵福寺は廃寺となり、
15番札所の復活に際して、少林寺がそれを受け継ぐことになり、
山号は蔵福寺の母巣山を引き継いでいる。

少林寺は花の寺として、福寿草、桜、牡丹などが彩りを添えている。
また、秩父事件で殉職した警官の墓がある。

<埼玉県のお寺一覧>

(1)寺名:少林寺(しょうりんじ)
(2)住所:埼玉県秩父市番場町7-9
(3)山号:母巣山 (4)宗派:臨済宗建長寺派
(5)開創:不詳 (6)本尊:十一面観音
(7)その他
1)秩父三十四ヶ所観音霊場第15番
2)境内:市指定史跡
3)訪問日:2023年10月4日

1本堂DSC00633少林寺 (9).JPG
                  本堂

2本堂DSC00633少林寺 (2).JPG

3しだれ桜DSC00633少林寺 (4).JPG
                 しだれ桜

4一願達磨DSC00633少林寺 (5).JPG
                 一願達磨

5半僧坊DSC00633少林寺 (13).JPG
                  半僧坊