称迎寺 (大阪府大東市) 龍間寺観音堂

龍間(たつま)地区には、<龍間の龍伝説>がある。
 奈良時代、旱魃で苦しむ村人の話を聞き、僧行基がお経を唱える
と雨が降り村人を救った。その時、天から龍が三分されて、三ヶ所
に落ちた。
その三ヶ所に、頭が落ちた地に龍頭寺(龍光寺)、胴体が落ちた地に
龍腹寺(龍間寺)、尾が落ちた地に龍尾寺が開創されたと伝える。
その龍間寺は、戦後廃寺となり、称迎寺に観音堂が建立され、龍間寺
本尊千手観音が祀られた。

1周辺DSC00552龍光寺 (17).JPG
                 龍間地区

2称迎寺DSC00580称迎寺 (2).JPG
                 称迎寺

3龍間寺観音堂DSC00580称迎寺 (8).JPG
                龍間寺観音堂

称迎寺は1594年開創と伝え、龍光寺に近い地に建っている。

<大阪府のお寺一覧>

(1)寺名:称迎寺(しょうこうじ)
(2)住所:大阪府大東市龍間1284-1
(3)山号:無量山 (4)宗派:浄土宗
(5)開基:全誉 (6)開創:1594年
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)十三仏板碑:市指定文化財 1606年
2)訪問日:2019年1月19日

1外観DSC00580称迎寺 (10).JPG
                  外観

2山門DSC00580称迎寺 (3).JPG
                  山門

3本堂DSC00580称迎寺 (11).JPG
                  本堂

4十三仏板碑DSC00580称迎寺 (7).JPG
                 十三仏板碑