福林寺跡磨崖仏 （滋賀県野洲市） 古代寺院跡の磨崖仏群

野洲中学校裏の雑木林の中に、いくつもの岩に刻まれた磨崖仏群が
点在している。
この磨崖仏群へ行くには、中学校横の真福寺から中学校裏へ小道を
辿り、小川を渡って雑木林へ入ると＜福林寺跡磨崖仏＞の標識が立つ。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　真福寺


　　　　　　　　　　　　　　　野洲中学校裏の小道


　　　　　　　　　　　　　　小川を渡って雑木林へ


　　　　　　　　　　　　　　　　　雑木林


　　　　　　　　　　　　　　　　　　標識

福林寺は、白鳳時代に開創されたと伝える古代寺院で、野洲中学校
から裏山にかけての境内であったと推定され、室町時代まで存在した
と考えられている。

主な磨崖仏は、＜如来像と観音像＞、＜１３体の地蔵菩薩＞などで
あるが、かってはもっと多く存在していたと思われるが、いつしか
持ち出されたといわれている。

＜滋賀県湖南地域のお寺一覧＞

（１）石仏名：福林寺跡磨崖仏（ふくりんじあとまがいぶつ）
（２）所在地：滋賀県野洲市小篠原４２７　真福寺近辺
（３）形態：岩に肉彫りされた磨崖仏群
（４）年代：室町時代
（５）指定：市指定文化財
（６）訪問日：２０１６年６月２６日


　　　　　　　　　　　　　　　　　　説明板


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　標石


　　　　　　　　　　　　　　　如来像と観音像磨崖仏


　　　　　　　　　　　　　　　如来像と観音像磨崖仏


　　　　　　　　　　　　　　　１３体地蔵菩薩磨崖仏


　　　　　　　　　　　　　　　１３体地蔵菩薩磨崖仏


　　　　　　　　　　　　　　　　　その他磨崖仏


　　　　　　　　　　　　　　　　　その他磨崖