東海寺 (東京都品川区) 沢庵和尚のお寺

北品川にあって、目黒川左岸に建つのが、<沢庵和尚のお寺>と
呼ばれた東海寺である。

1目黒川DSC09393東海寺 (16).JPG
                  目黒川

2左に東海寺DSC09393東海寺 (15).JPG
                 左に東海寺

3東海寺外観DSC09393東海寺 (17).JPG
                 東海寺外観

沢庵和尚(沢庵宗彭(たくあんそうほう))は、江戸時代初期の
名僧で、京都大徳寺の154世住持を務め、1629年紫衣事件
で出羽への流罪となっている。
その後、徳川幕府3代将軍家光の帰依を受け、1639年家光が
開創した東海寺の開山として江戸に入り、1646年江戸で最期
を迎えている。
沢庵和尚の墓は、近くの大山墓地にある。

1大山墓地DSC09419東海寺大江墓地 (10).JPG
                 大山墓地

2沢庵和尚墓所DSC09419東海寺大江墓地 (6).JPG
                沢庵和尚墓所

当初の東海寺は広大な境内を有し、17ヶ寺の塔頭が境内にあったが、
変遷を経て、現在はかっての塔頭玄性院が法灯を継いでいる。

<東京都のお寺一覧>

(1)寺名:東海寺(とうかいじ)
(2)住所:東京都品川区北品川3-11-9
(3)山号:萬松山 (4)宗派:臨済宗大徳寺派
(5)開基:徳川家光 (6)開山:沢庵和尚
(7)開創:1639年 (8)本尊:釈迦牟尼仏
(9)その他
1)梵鐘:区指定文化財 1692年
2)沢庵和尚像(画):都指定文化財 江戸時代初期
3)沢庵和尚墨蹟:都指定文化財 1640年
4)沢庵和尚墓:国指定史跡
5)賀茂真淵墓:国指定史跡
  など11件の指定文化財
6)訪問日:2023年10月2日

1旧参道DSC09393東海寺 (4).JPG
                  旧参道

2境内DSC09393東海寺 (10).JPG
                   境内

3鐘楼DSC09393東海寺 (7).JPG
                   鐘楼

4仏殿DSC09393東海寺 (11).JPG
                   仏殿