龍宮寺 (福岡県福岡市博多区) 人魚伝説

博多区冷泉町(れいせんまち)にあって、大博通りに面して、
ビルの谷間に建つのが龍宮寺である。

1大博通りDSC01794龍宮寺 (1).JPG
                 大博通り

2ビルの谷間に建つ龍宮寺DSC01794龍宮寺 (12)1.JPG
             ビルの谷間に建つ龍宮寺

3山門DSC01794龍宮寺 (4).JPG
                 龍宮寺山門

龍宮寺の開創は不詳であるが、当初は海辺にあって<浮御堂>
と呼ばれていたと伝え、1222年人魚が網にかかり、浮御堂
に納められたとか。
京から冷泉中納言が遣わされ、丁重に葬られた。その吉兆に
因み、龍宮寺と改名し、山号を冷泉山としたと伝えている。
冷泉町の地名もここから名付けられた。
境内には人魚塚が建てられている。
<なお、冷泉(れいぜい)家の祖・冷泉為相(ためすけ)中納言
は、1263~1328年の公卿である>
 
<福岡県のお寺一覧>

(1)寺名:龍宮寺(りゅうぐうじ)
(2)住所:福岡県福岡市博多区冷泉町4-21
(3)山号:冷泉山 (4)宗派:浄土宗
(5)開創:不詳 (6)中興:1600年
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)訪問日:2023年10月24日

1荒神堂DSC01794龍宮寺 (7).JPG
                  荒神堂

2観音堂DSC01794龍宮寺 (9).JPG
                  観音堂
               観音堂の前に人魚塚
                 撮影失敗

3本堂DSC01794龍宮寺 (10).JPG
                  本堂