東福寺 (滋賀県守山市) 古仏の寺

野洲川左岸の立入(たていり)町にあって、樹林の中にひっそりと
建つ東福寺には、4体の文化財仏像が祀られている。

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                  野洲川

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                 東福寺外観

仁安年間(1166~69年)、後白河上皇がこの地を訪れた折に
病にかかり、比叡山の僧の祈祷によって治癒したと伝え、上皇は
この地に、その時の元号にちなみ、七堂伽藍の仁安寺を開創したと
伝え、これが東福寺の起源といわれている。
この時に祀られたと思われる仏像が現在も残っている。

<滋賀県湖南地域のお寺一覧>

(1)寺名:東福寺(とうふくじ)
(2)住所:滋賀県守山市立入町110
(3)山号:医王山 (4)宗派:天台真盛宗
(5)開基:後白河上皇 (6)開創:仁安年間
(7)本尊:薬師如来
(8)その他
1)薬師如来坐像:重要文化財 藤原時代 像高145cm
2)如来形坐像:県指定文化財 藤原時代 像高148cm
3)菩薩形立像:県指定文化財 藤原時代 像高180cm
4)菩薩形立像:県指定文化財 藤原時代 像高182cm
5)訪問日:2017年3月5日

1山門(25-0724)東福寺 (10).JPG
                  山門

2山門から(25-0724)東福寺 (11).JPG

3境内(25-0724)東福寺 (13).JPG
                  境内

4境内(25-0724)東福寺 (4).JPG
                  境内

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                  本堂

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