首なし地蔵 (奈良県平群町櫟原) 生駒山口神社前

平群町(へぐりちょう)櫟原(いちはら)地区にあって、
生駒山口神社の鳥居前の櫟原川の向岸に首なし地蔵が
安置されている。

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               生駒山口神社前
                左に櫟原川

2神前橋の向こう側に首なし地蔵(29-533-12)首なし地蔵 (2).JPG
            神前橋の向こうに首なし地蔵

櫟原川は千光寺を源流とし、竜田川へ合流する。
櫟原川沿いには多くの石仏、磨崖仏などがあり、石仏
愛好家には格好の流域である。

首なし地蔵は鎌倉時代の造立と推定され、阿弥陀如来
石仏と思われる。
いつ首が無くなったかは不詳で、一般的に石仏を地蔵さん
と呼ぶのは各地で見られる。

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(1)石仏名:首なし地蔵
(2)所在地:奈良県平群町櫟原251 山口神社前
(3)形態:阿弥陀如来立像 頭部なし 半肉彫
(4)年代:鎌倉時代
(5)訪問日:2020年3月9日

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                 首なし地蔵

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