椿神社薬師堂 (滋賀県甲賀市甲賀町) 薬師如来坐像

甲賀町(こうかちょう)隠岐(おき)地区にあって、天武天皇
が創建と伝わる椿神社の境内に薬師堂が建つ。

1椿神社DSC01692椿神社薬師堂(大岡寺) (1).JPG
                 椿神社

2椿神社DSC01692椿神社薬師堂(大岡寺) (2).JPG
                 椿神社

3右に薬師堂左に収蔵庫DSC01692椿神社薬師堂(大岡寺) (7).JPG
             右に薬師堂 左に収蔵庫

椿神社は地元の若衆が行う<流鏑馬(やぶさめ)>神事が有名
で、かっての隠岐城主・佐々木義清(鎌倉時代)が始めたと
いわれている。
隠岐城は椿神社裏の丘陵地にあったといわれ、その跡地には
大岡寺が建っている。

1丘陵上に大岡寺右したに椿神社(25-1413)(00)大岡寺 (11).JPG
                丘陵上に大岡寺
                右下に椿神社
2大岡寺(25-1413)(00)大岡寺 (9).JPG
                  大岡寺

椿神社と神仏習合の椿福寺があったが、明治時代初期の神仏分離
で、椿福寺は廃寺となり、椿福寺薬師堂の薬師如来坐像は大岡寺
に移座された。
現在も椿神社境内の収蔵庫に祀られている。

<滋賀県湖南地域のお寺一覧>

(1)堂名:椿神社薬師堂
(2)住所:滋賀県甲賀市甲賀町隠岐2108
(3)創建:不詳
(4)本尊薬師如来坐像(大岡寺所蔵):重要文化財 平安時代初期
                   像高132cm
(5)訪問日:2019年2月23日

1薬師堂DSC01692椿神社薬師堂(大岡寺) (8).JPG
                 薬師堂

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