多聞院 (奈良県平群町) 信貴山奥之院

信貴山朝護孫子寺の北2kmほどの信貴畑地区にあって、朝護孫子寺
の塔頭で、通称<信貴山奥之院>と呼ばれる多聞院が建つ。

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                 朝護孫子寺

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                 多聞院参道

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                  多聞院

聖徳太子が物部守屋の討伐に向かう折に、この地に毘沙門天が出現し、
太子に戦の秘法を授け、戦いにおいては、その毘沙門天が先頭に立って
汗を掻きながら奮闘したといわれる。
汗かき毘沙門天として聖徳太子がこの地に祀ったのが多聞院の始まりと
伝えられている。

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                  説明板

朝護孫子寺の由緒と重なるところがあるが、この地が毘沙門天出現の
最初の地といわれ、信貴山奥之院と呼ばれる由縁でもある。

<奈良県のお寺一覧>

(1)寺名:多聞院(たもんいん)<通称:信貴山奥之院>
(2)住所:奈良県平群町信貴畑1474
(3)山号:米尾山 (4)宗派:信貴山真言宗
(5)開基:聖徳太子 (6)開創:587年
(7)本尊:毘沙門天
(8)訪問日:2020年3月9日

1山門(29-533-07)信貴山奥の院 (2).JPG
                   山門

2境内(29-533-07)信貴山奥の院 (3).JPG
                   境内

3本堂(29-533-07)信貴山奥の院 (6).JPG
                   本堂