卜雲寺 (埼玉県横瀬町) 秩父三十四ヶ所観音霊場第6番

秩父のシンボル、日本二百名山の武甲山(1304m)を望む
高台に建つのが卜雲寺である。
武甲山は石灰岩の採掘で、その姿の変容著しく、残念であるが、
それを元にしたセメント製造が秩父の町を発展させた歴史があり、
痛し痒しの課題である。

1武甲山DSC00997卜雲寺 (4).JPG
                 武甲山

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3横瀬の集落DSC00997卜雲寺 (1).JPG
                横瀬の集落

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                 卜雲寺


卜雲寺の開創は1638年と伝えるが、本尊聖観音は武甲山に
祀られていたが、いつしか麓に観音堂(荻野堂)が建てられ、
そこに移座されたといわれている。
1760年、荻野堂は卜雲寺に再建され、卜雲寺を荻野堂と
呼ぶようになった。
こじんまりとしたお寺だが、武甲山と深い繋がりのある霊場

<埼玉県のお寺一覧>

(1)寺名:卜雲寺(ぼくうんじ)
(2)住所:埼玉県横瀬町横瀬1430
(3)山号:向陽山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開基:卜雲入道 (6)開創:1638年
(7)本尊:聖観音
(8)その他
1)釈迦如来立像:町指定文化財 室町時代 清涼寺式 像高92cm
2)荻野堂縁起絵巻:町指定文化財 1781年
3)境内:町指定史跡
4)訪問日:2023年10月5日

1参道DSC00997卜雲寺 (3).JPG
                  参道

2お地蔵さんDSC00997卜雲寺 (2).JPG
                 お地蔵さん

3境内DSC00997卜雲寺 (12).JPG
                  境内

4六地蔵DSC00997卜雲寺 (9).JPG
                  六地蔵

5本堂DSC00997卜雲寺 (7).JPG
                  本堂

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                 お願い地蔵