節信院 (福岡県福岡市博多区) 聖福寺塔頭 加藤司書の菩提寺

聖福寺境内の奥に清楚な佇まいを見せるのが、聖福寺塔頭・節信院
である。

1節信院から見た聖福寺樹林DSC02051節信院 (8).JPG
             節信院から見た聖福寺樹林

2聖福寺境内DSC02062聖福寺 (1).JPG
                聖福寺境内

3節信院DSC02051節信院 (1).JPG
                 節信院


節信院は、福岡藩祖・黒田如水(黒田官兵衛)を助けた家老・加藤
重徳が加藤氏の菩提寺として、1602年開創している。
その加藤氏の末裔・加藤司書は、幕末、勤王派の家老として、藩内
の佐幕派と戦いながら、西郷隆盛らと倒幕活動を進めたが、1865年
藩主の命で佐幕派は一掃され、司書は36歳の若さで切腹している。
この弾圧事件<乙丑(いっちゅう)の獄>によって、福岡藩は明治維新
の流れに乗れなかったといわれている。

<福岡県のお寺一覧>

(1)寺名:節信院(せっしんいん)
(2)住所:福岡県福岡市博多区御供所町11-20
(3)宗派:臨済宗妙心寺派聖福寺の塔頭
(4)開基:加藤重徳 (5)開創:1602年
(6)本尊:聖観音
(7)訪問日:2023年10月24日

1山門DSC02051節信院 (2).JPG
                 節信院山門

2境内DSC02051節信院 (4).JPG
                  境内

3本堂DSC02051節信院 (5).JPG
                  本堂

4DSC02051節信院 (6).JPG