妙興寺 (島根県松江市) 雲州人参の小村茂重菩提寺

松江旧市街地・白潟地区の寺町に建つ妙興寺は、雲州人参の祖・
小村茂重、明治時代の教育者・永田穂積などの菩提寺である。

高麗人参の日本三大産地は、長野県佐久、福島県会津、島根県
大根島で、大根島は松江市の中海に浮かぶ火山島である。
大根島で生産される高麗人参は雲州人参と呼ばれ、松江藩が
財政難の折、藩の命を受けて小村親子が栽培に挑み、息子の
茂重が19世紀初期に成功し、藩の財政難を救った恩人と
いわれた。
明治時代に入って、大根島が栽培適地となり、現在も続いて
いる。
なお、大根島は牡丹の苗の日本一の産地でもある。

<島根県のお寺一覧>

(1)寺名:妙興寺(みょうこうじ)
(2)住所:島根県松江市寺町170
(3)山号:亀瀧山 (4)宗派:日蓮宗
(5)開山:日尊 (6)開創:正慶年間(1332~34年)
(7)本尊:十界曼荼羅
(8)訪問日:2022年11月11日

1寺町DSC08931妙興寺 (2).JPG
                  寺町

2外観DSC08931妙興寺 (1).JPG
                 妙興寺外観

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                  山門

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                  本堂

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                 本堂彫刻