龍峰寺 (鳥取県鳥取市) 鳥取藩主池田氏の四ヶ寺
鳥取市街地の東端にあって、山麓に建つ龍峰寺は、鳥取藩主池田氏の
関わる四ヶ寺の一つとして、江戸時代は栄えたといわれているが、
現在は無住で、荒廃が進んでいる。
龍峰寺は1585年、岐阜城主池田輝政が父と兄の菩提を弔うために
龍峰山広徳寺を開創したのに始まると伝えている。
1600年、輝政が姫路藩主となると、広徳寺も姫路に移った。
輝政の次男・忠継が備前岡山藩主となると、広徳寺は岡山へ移ったが、
1607年輝政の菩提寺として、広徳寺の山号寺名を入れ替えて
広徳山龍峰寺を創建し、1632年池田光仲が鳥取藩主となると、
広徳寺、龍峰寺とも鳥取へ移転している。
なお、輝政の菩提寺は龍峰寺を改名し岡山に残った国清寺である。
鳥取に移った龍峰寺は、宗派争いにより、1694年黄檗宗に宗派
を替え、龍峰山興禅寺となり、鳥取藩主菩提寺となった。
その後1701年、鳥取藩が現在地に広徳山龍峰寺を再建している。
龍峰寺の変遷は複雑で、不詳の部分もあるが、姫路藩主池田輝政
ゆかりのお寺として四ヶ寺に数えられている。
<鳥取県のお寺一覧>
(1)寺名:龍峰寺(りゅうほうじ)
(2)住所:鳥取県鳥取市栗谷41
(3)山号:広徳山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開基:池田輝政 (6)開創:1585年
(7)本尊:薬師如来
(8)その他
1)鳥取池田家四ヶ寺:大雲院、興禅寺、龍峰寺、慶安寺
2)訪問日:2019年8月26日
参道
境内
本堂
鳥取市街地
関わる四ヶ寺の一つとして、江戸時代は栄えたといわれているが、
現在は無住で、荒廃が進んでいる。
龍峰寺は1585年、岐阜城主池田輝政が父と兄の菩提を弔うために
龍峰山広徳寺を開創したのに始まると伝えている。
1600年、輝政が姫路藩主となると、広徳寺も姫路に移った。
輝政の次男・忠継が備前岡山藩主となると、広徳寺は岡山へ移ったが、
1607年輝政の菩提寺として、広徳寺の山号寺名を入れ替えて
広徳山龍峰寺を創建し、1632年池田光仲が鳥取藩主となると、
広徳寺、龍峰寺とも鳥取へ移転している。
なお、輝政の菩提寺は龍峰寺を改名し岡山に残った国清寺である。
鳥取に移った龍峰寺は、宗派争いにより、1694年黄檗宗に宗派
を替え、龍峰山興禅寺となり、鳥取藩主菩提寺となった。
その後1701年、鳥取藩が現在地に広徳山龍峰寺を再建している。
龍峰寺の変遷は複雑で、不詳の部分もあるが、姫路藩主池田輝政
ゆかりのお寺として四ヶ寺に数えられている。
<鳥取県のお寺一覧>
(1)寺名:龍峰寺(りゅうほうじ)
(2)住所:鳥取県鳥取市栗谷41
(3)山号:広徳山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開基:池田輝政 (6)開創:1585年
(7)本尊:薬師如来
(8)その他
1)鳥取池田家四ヶ寺:大雲院、興禅寺、龍峰寺、慶安寺
2)訪問日:2019年8月26日
参道
境内
本堂
鳥取市街地