勝安寺 (滋賀県高島市勝野) 町割り水路

かっては、陸路・水路の要地であった大溝の地は、国選定の
重要文化的景観<大溝の水辺景観>で、大溝漁港(勝野津)、
大溝城跡と城下町、乙女ヶ池などで構成されている。
大溝城は、織田信長の甥・織田信澄によって、1578年
築城された水城で、江戸時代には大溝藩が設けられ、城下町
が形成された。
町人地の通り中央に水路が整備され、生活用水として利用され、
現在も残っている。
その水路<町割り水路>の前に建つのが勝安寺である。

1大溝城下町図DSC01339町割り水路  (6).JPG
                大溝城下町案内図

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                  大溝城跡

3町割り水路DSC01339町割り水路 (4).JPG
                 町割り水路

4勝安寺山門DSC01339町割り水路  (2).JPG
                 勝安寺山門


勝安寺の開創は不詳であるが、現在の安曇川町田中地区に
あったが、大溝城下町の整備に伴って、現在地に移転した
といわれている。

<高島市のお寺一覧>

(1)寺名:勝安寺(しょうあんじ)
(2)住所:滋賀県高島市勝野1238
(3)山号:田中山 (4)宗派:浄土真宗本願寺派
(5)開創:不詳 (6)中興:1511年 浄珍
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)訪問日:2020年3月25日

1外観(25-5512)勝安寺 (1).JPG
                  外観

2山門(25-5512)勝安寺 (7).JPG
                  山門

3境内(25-5512)勝安寺 (11).JPG
                  境内

4本堂(25-5512)勝安寺 (10).JPG
                  本堂