明王寺 (岡山県岡山市東区) 備前四十八ヶ寺

東区の北東にあって、馬路山の中腹に長い石段参道を登った先に、
建つのが明王寺である。
明王寺は、天平勝宝年間(749~757年)報恩大師の開創と
伝える備前四十八ヶ寺の一つで、平安時代中期に鞍馬寺の僧に
よって再興されたといわれ、本尊は毘沙門天である。
観音堂に祀られる聖観音立像は、再興前の造像と考えられる。

石段参道を登る楽しみを味わえる山寺である。

<岡山県のお寺一覧>

(1)寺名:明王寺(みょうおうじ)
(2)住所:岡山県岡山市東区竹原185
(3)山号:馬路山 (4)宗派:天台宗
(5)開基:報恩大師 (6)開創:天平勝宝年間
(7)本尊:毘沙門天
(8)その他
1)聖観音立像:重要文化財 平安時代前期 像高148cm
2)訪問日:2019年11月2日

1参道前の県道83号(33-1104)(00)明王寺 (3).JPG
               参道前の県道83号

2参道(33-1104)(00)明王寺 (4).JPG
                  参道

3参道(33-1104)(00)明王寺 (19).JPG
                  参道

4参道(33-1104)(00)明王寺 (8).JPG
                  参道

5猿塚(33-1104)(00)明王寺 (16).JPG
                  猿塚

6猿塚の祠(33-1104)(00)明王寺 (17).JPG
                 猿塚の祠

7本堂(33-1104)(00)明王寺 (10).JPG
                  本堂

8観音堂(33-1104)(00)明王寺 (12).JPG
                 観音堂

9本坊(33-1104)(00)明王寺 (18).JPG
                  本坊