徳授寺 (愛知県犬山市)

犬山城下町の南端に建つ徳授寺は、犬山城の前身といわれる
木之下城を築城した織田広近の一族・柏庭宗松が、1476年
開創したと伝える。
織田広近は岩倉織田氏の系統で、織田氏主流にあたる。
ちなみに、織田信長は清洲織田氏にあたる。
木之下城は徳授寺近くの木之下地区に1469年築城され、
1537年、現在の犬山城地に移し、これが犬山城の始まり
といわれている。

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                 犬山城

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                 犬山城

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                 徳授寺


徳授寺は幼稚園を経営する禅寺で、伽藍は国の登録文化財
に指定されている。

<愛知県のお寺一覧>

(1)寺名:徳授寺(とくじゅじ)
(2)住所:愛知県犬山市犬山南古券232
(3)山号:了義山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開山:柏庭宗松 (6)開創:1476年
(7)本尊:聖観音
(8)その他
1)本堂など伽藍:国登録文化財
2)柏庭宗松像(画):県指定文化財 室町時代
3)釈迦三尊図:市指定文化財
  円空仏:市指定文化財
  など5件の市指定文化財
4)訪問日:2021年2月27日

1参道(23-0108)徳授寺 (13).JPG
                  参道

2山門(23-0108)徳授寺 (2).JPG
                  山門

3参道(23-0108)徳授寺 (4).JPG
                  参道

4本堂(23-0108)徳授寺 (11).JPG
                  本堂

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                  鐘楼