蓮華寺 （富山県高岡市） 北陸三十三ヶ所観音霊場第２５番

高岡市蓮花寺地区に建つ蓮華寺は、１２３０年、鎌倉の僧・勧行が
源頼朝の分骨や守り本尊十一面観音像を携え、国分尼寺の跡地と
いわれる地（現在の蓮華寺北３００ｍほど）に開創されたと伝え、
七堂伽藍の大寺であったといわれている。
また、一説には平安時代の国分尼寺が蓮華寺の起源ともいわれる。
その後、盛衰を経て現在地に再興されたといわれている。

境内に安置された宝篋印塔は、源頼朝の供養塔と伝え、富山県下
でも大きな宝篋印塔である。

＜富山県のお寺一覧＞

（１）寺名：蓮華寺（れんげじ）＜別名：蓮花寺＞
（２）住所：富山県高岡市蓮花寺８６
（３）山号：等覚山　（４）宗派：高野山真言宗
（５）開山：勧行　（６）開創：１２３０年
（７）本尊：十一面観音
（８）その他
１）本尊十一面観音立像：県指定文化財　鎌倉時代　像高１１８ｃｍ
２）前立十一面観音立像：市指定文化財　藤原時代　像高４５ｃｍ
３）鉄鉢：市指定文化財　平安時代初期
４）宝篋印塔：市指定史跡　鎌倉時代　源頼朝分骨墓と伝える
５）訪問日：２０１９年６月２日


　　　　　　　　　　　　　　　　　　外観


　　　　　　　　　　　　　　　　　　東口


　　　　　　　　　　　　　　　　　六地蔵


　　　　　　　　　　　　　　　　　　本堂


　　　　　　　　　　　　　　　　　弘法大師像


　　　　　　　　　　　　　　　　　宝篋印塔