円覚寺 (福岡県福岡市博多区) 聖福寺の塔頭

中世における日本最大の貿易港湾都市・博多の中心として
栄えた<博多旧市街>には、歴史・伝統・文化が数多く
伝わり、そこにはいくつかの寺町が形成されている。
その寺町の一つが、聖福寺を中核とする御供所町(ごくしょまち)
で、円覚寺は聖福寺の塔頭として存在する。

1博多旧市街マップDSC01890千年門 (2).JPG
               博多旧市街マップ

2聖福寺仏殿DSC02062聖福寺 (15).JPG
                聖福寺仏殿

3聖福寺境内DSC02062聖福寺 (1).JPG
                聖福寺境内

4山門DSC02006円覚寺 (14).JPG
                円覚寺山門


聖福寺は、1195年栄西禅師が開創した日本最初の禅寺で、
大都会の中に緑の空間を形成するオアシスとなっている。
円覚寺もその空間に建ち、1246年頃現在の祇園町辺りに
開創されたと伝え、1636年聖福寺の塔頭として現在地に
再興されている。
現在では、南方流茶道を伝え、茶道教室も開いている。

<福岡県のお寺一覧>

(1)寺名:円覚寺(えんがくじ)
(2)住所:福岡県福岡市博多区御供所町13-11
(3)山号:瑞松山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派聖福寺塔頭
(5)開基:藤原道信 (6)開山:蘭渓道隆
(7)開創:1246年頃 (8)本尊:阿弥陀如来
(9)その他
1)南方録(実山書写):市指定文化財 1690年
2)訪問日:2023年10月24日

1西門DSC02006円覚寺 (2).JPG
                  西門

2境内DSC02006円覚寺 (15).JPG
                  境内

3本堂DSC02006円覚寺 (17).JPG
                  本堂

4お地蔵さんDSC02006円覚寺 (16).JPG