宗泉寺 (島根県松江市) 白潟地区の古刹

松江の町割りは、松江城が築城される前と後では異なる。
中世では、大橋川南の白潟(しらかた)地区が中心で、
江戸時代に入って松江城が完成すると、城下町が大橋川
北部に整備され、白潟地区には寺町などが形成された。
寺町には30ヶ寺余りが集められたが、中世から白潟地区
に存在したお寺も数ヶ寺存在した。

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                  松江城

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                  大橋川

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                   寺町


そうした中世から存在したお寺の中で、最古の部類に入る
のが宗泉寺で、1390年の開創といわれている。
山陰で最古の曹洞宗寺院である退休寺(鳥取県大山町)の
末寺である。

<島根県のお寺一覧>

(1)寺名:宗泉寺(そうせんじ)
(2)住所:島根県松江市寺町161
(3)山号:祝盛山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開基:松浦熊太郎 (6)開創:1390年
(7)本尊:十一面観音
(8)訪問日:2022年11月11日

1外観DSC08906宗泉寺 (2).JPG
                  宗泉寺外観

2本堂DSC08906宗泉寺 (3).JPG
                   本堂

3六地蔵ひだりしたに2体DSC08906宗泉寺 (6).JPG
                   六地蔵