本長寺 (兵庫県三木市) 三木義民

三木から湯の山(有馬温泉)への街道<湯の山街道>沿いに
建つ本長寺には、三木義民顕彰碑が建つ。

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                 湯の山街道

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                 本長寺参道


三木義民とは、豊臣秀吉から与えられた<地子免除>が、江戸
時代になって無くなるのを、二人の代表者が江戸幕府に訴え、
何とか認められ、直訴ご法度の中、死罪を免れた二人を
三木義民として顕彰しており、<三木義民祭>として続いて
いる。

本長寺の開創は1592年、承慶(大西与右衛門)によって
なされたと伝える。
秀吉と戦った別所長治の家臣であった与右衛門は、秀吉から
その忠臣ぶりを称えられ、数々の物を与えられ、それが現在も
本長寺に残り、文化財に指定されている。

<兵庫県のお寺一覧>

(1)寺名:本長寺(ほんちょうじ)
(2)住所:兵庫県三木市府内町6-43
(3)山号:白雲山 (4)宗派:法華宗
(5)開基:承慶 (6)開創:1592年
(7)本尊:十界曼荼羅
(8)その他
1)桐唐草格子文様片身替小袖:県指定文化財 桃山時代
2)桐唐草松散らし蒔絵箱:県指定文化財 桃山時代
  上記2点は秀吉から拝領
3)訪問日:2020年2月11日

1山門(28-2111)本長寺 (11).JPG
                  山門

2本堂(28-2111)本長寺 (12).JPG
                  本堂

3三木義民顕彰碑(28-2111)本長寺 (14).JPG
                三木義民顕彰碑

4義民の墓(28-2111)本長寺 (15).JPG
                 義民の墓