茂松寺 (兵庫県西宮市) 六湛寺の法灯を継ぐ

平安時代末期から、広田神社の摂社として戎社の名を挙げたと
伝える西宮神社の門前町が、鎌倉時代から少しずつ発展し、
その一角に六湛寺が開創された。
現在も地名に残る名刹であったといわれたが、戦国時代には
兵火により焼失し、江戸時代には廃れ、明治時代廃寺となった。
その六湛寺の塔頭であった茂松寺が法灯を継いで現存している。
西宮市役所に隣接して建っている。
周辺は、クスの大木群が一大緑地をなしている。

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                 西宮神社

2クスの大木群DSC04135海清寺 (2).JPG
                 クスの大木群

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                 西宮市役所

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                  茂松寺


茂松寺の開創は不詳であるが、六湛寺と同時期の開創とも。
境内は広く整備されている。

<兵庫県のお寺一覧>

(1)寺名:茂松寺(もしょうじ)
(2)住所:兵庫県西宮市六湛寺町10-40
(3)山号:宝陀山 (4)宗派:臨済宗東福寺派
(5)開創:不詳(暦応年間か) (6)本尊:釈迦牟尼仏
(7)その他
1)虎関師錬画像:市指定文化財 南北朝時代
2)訪問日:2023年2月20日

1門前DSC04188茂松寺 (6).JPG
                 茂松寺門前

2境内DSC04188茂松寺 (9).JPG
                   境内

3本堂DSC04188茂松寺 (11).JPG
                   本堂