薬師寺 (三重県松阪市船江町) 文化財古仏群

松坂市街地外れの船江町にあって、伊勢街道に面して仁王門を
構えるのが薬師寺で、小さなお寺であるが、多くの文化財古仏
を所蔵する古刹である。
薬師寺は聖武天皇勅願のお寺で、730年開創と伝え、1187年
再興され大いに栄えたといわれている。
しかし、天正年間(1573~92年)兵火で灰燼に帰し、
江戸時代初期に再興されている。
1653年再建された本堂、その後の近い時期に建立された
仁王門が現在まで残されている。
境内には松尾芭蕉の句碑がある。

<三重県松阪市のお寺一覧>

(1)寺名:薬師寺(やくしじ)
(2)住所:三重県松阪市船江町564
(3)山号:利生山 (4)宗派:天台宗
(5)開基:行基 (6)開創:730年
(7)本尊:薬師如来
(8)その他
1)本堂:市指定文化財 1653年
2)仁王門:市指定文化財 17世紀後半
3)薬師如来立像:重要文化財 藤原時代 像高95cm
4)薬師如来坐像(本尊):県指定文化財 9世紀後半 像高83cm
5)その他5体の仏像:市指定文化財
6)芭蕉句碑:<梅か香にのつと日の出る山路哉>1569年の句
7)訪問日:2016年12月18日

1仁王門(24-2127)薬師寺 (1).JPG
                 仁王門

2仁王像(24-2127)薬師寺 (4).JPG
             仁王像

3お地蔵さん(24-2127)薬師寺 (6).JPG
                お地蔵さん

4本堂(24-2127)薬師寺 (5).JPG
                 本堂

5本堂(24-2127)薬師寺 (9).JPG

6芭蕉句碑(24-2127)薬師寺 (7).JPG
                芭蕉句碑