曹渓院 （愛媛県大洲市） 大洲藩主加藤氏の菩提寺

日本１００名城・大洲城の南５００ｍほどに建つのが曹渓院
で、大洲藩主加藤氏の菩提寺である。


　　　　　　　　　　　　　　　　　大洲城


　　　　　　　　　　　　　　曹渓院と背後に大洲城


大洲藩主加藤貞泰は、１５９５年黒野城主（現在の岐阜市）
となり、１６００年黒野藩主、１６１０年米子藩主に移って
いる。この黒野期間に加藤氏の菩提寺として曹渓院は開創
されたと伝え、加藤貞泰の移封に伴って曹渓院も米子に
移っている。

加藤貞泰は１６１７年大洲藩主になり、曹渓院も大洲に
移り現在に至っている。
貞泰の廟所など加藤氏の廟所がある。
なお、如法寺も加藤氏の菩提寺で、２代藩主などの廟所がある。

＜愛媛県のお寺一覧＞

（１）寺名：曹渓院（そうけいいん）
（２）住所：愛媛県大洲市大洲１００３
（３）山号：龍護山　（４）宗派：臨済宗妙心寺派
（５）開基：加藤貞泰　（６）開創：１５９５～１６１０年
（７）本尊：釈迦牟尼仏
（８）その他
１）石燈籠：市指定文化財　江戸時代初期
２）加藤家歴代画像：市指定文化財
３）加藤家霊廟・墓所：市指定史跡
４）訪問日：２０２０年４月５日


　　　　　　　　　　　　　　　　　　外観


　　　　　　　　　　　　　　　　　　参道


　　　　　　　　　　　　　　　　　　山門


　　　　　　　　　　　　　　　　　　境内


　　　　　　　　　　　　　　　　　太子堂




　　　　　　　　　　　　　　　　　　本堂


　　　　　　　　　　　　　　　　本堂前と赤門


　　　　　　　　　　　　　　　　　奥に廟所