森泉寺 (岡山県倉敷市真備町) 聖徳太子ゆかり

2018年7月の西日本豪雨で多大な被害を受けた真備町
辻田地区にあって、小高い所に建つ森泉寺は避難所として
活動された。
森泉寺も、往古は水害に遭い、1693年現在地に再興
されたといわれている。

1参道(33-1517)森泉寺 (21).JPG
                  参道

2参道(33-1517)森泉寺 (2).JPG
                  参道

3山門(33-1517)森泉寺 (3).JPG
                  山門

4境内からの眺望(33-1517)森泉寺 (20).JPG
               境内からの眺望


推古天皇の代(593~628年)に、聖徳太子が道後
から帰途の途次に真備に立ち寄り、龍神を祀ったのが
森泉寺の始まりと伝えている。
その後、弘法大師によって森泉金剛密寺が開創されたと
いわれている。
その後、盛衰を経て1693年現在地に再興され、
宝暦年間(1751~64年)には、水害に遭った満願寺
と明徳寺と合併している。

満願寺宝篋印塔は現在も、満願寺跡に残っている。

<岡山県のお寺一覧>

(1)寺名:森泉寺(しんせんじ)
(2)住所:岡山県倉敷市真備町辻田1162
(3)山号:清蓮山 (4)宗派:真言宗御室派
(5)開基:弘法大師空海 (6)開創:不詳
(7)本尊:聖観音
(8)その他
1)備中西国三十三所観音霊場第24番
2)参考
  満願寺宝篋印塔:県指定文化財 鎌倉末期~南北朝時代
3)訪問日:2020年6月16日

1山門扉の仁王像(33-1517)森泉寺 (5).JPG
               山門扉の仁王像

2境内(33-1517)森泉寺 (7).JPG
                  境内

3(33-1517)森泉寺 (17).JPG

4本堂(33-1517)森泉寺 (8).JPG
                  本堂

5六地蔵(33-1517)森泉寺 (9).JPG
                 六地蔵

6客殿(33-1517)森泉寺 (15).JPG
                  客殿

7満願寺宝篋印塔(33-1518)満願寺跡 (5).JPG
                満願寺宝篋印塔