浄国寺 (奈良県天理市) 廃内山永久寺の遺構

かっては、奈良の大寺であった内山永久寺への参道であった
道に面して建つのが浄国寺である。
二重屋根の上には鯱瓦が乗り、風格ある本堂で、絵堂と呼ぶ。

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             廃内山永久寺への参道

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                浄国寺外観


山門は、明治時代の廃仏毀釈で廃寺となった内山永久寺の
遺構といわれる。
内山永久寺が残っていたら、おそらく世界遺産となっていた
と思われる名刹であったといわれ、現在もその寺宝は散逸
したが、国宝や重要文化財となっている。

<奈良県のお寺一覧>

(1)寺名:浄国寺(じょうこくじ)
(2)住所:奈良県天理市勾田(まがた)町147
(3)山号:絵堂山 (4)宗派:浄土宗
(5)開創:1591年 (6)本尊:阿弥陀如来
(7)訪問日:2017年2月26日

1山門(29-358)浄国寺 (2).JPG
                  山門

2本堂(29-358)浄国寺 (6).JPG
                  本堂

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                  駕籠