昌林寺 (兵庫県西宮市津門) 美丈丸伝説

往古、入江だった西宮は湊で栄えたが、それを残す地名が
津門(つと)で、その津門地区に津門神社と並んで建つのが
昌林寺である。

1西宮港DSC04318西宮大橋 (17).JPG
                  西宮港

2津門神社DSC04112津門神社 (2).JPG
                 津門神社
                右に昌林寺

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                 津門神社

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                  昌林寺


昌林寺の開創に因んだ<美丈丸(美女丸)伝説>がある。
 多田源氏の祖・源満仲(912~997年)は三男・美丈丸を僧に
すべく中山寺(宝塚市)に修行に出すが、武門の血をひく美丈丸は僧
になることを忌避し、罪なき人々に乱暴を働いた。
父・満仲は怒り、家臣・藤原仲光に美丈丸を手討ちにするよう命じるが、
仲光は若君を手討に出来ず悩んでいると、仲光の息子・幸寿丸が
父の苦しみを知り、若君の身代りに自らの命を差し出した。
これを知った美丈丸は比叡山に入り修行し、名僧といわれる源賢僧都
となり、幸寿丸の菩提を弔うために昌林寺を開創したと伝わる。
幸寿丸の辞世の歌 
 <君がため命に代へる後の世のやみじを照らせ山の端の月>
この伝説は、兵庫県川西市の小童寺にも伝わっている。

美丈丸の長兄・源頼光は<大江山の酒呑童子退治>、<土蜘蛛退治>
などの伝説で知られる。

<兵庫県のお寺一覧>

(1)寺名:昌林寺(しょうりんじ)
(2)住所:兵庫県西宮市津門西口町14-12
(3)山号:松原山 (4)宗派:浄土宗
(5)開基:源賢僧都(美丈丸) (6)開創:974年
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)阿弥陀如来立像:重要文化財 鎌倉時代末期
  観音菩薩、勢至菩薩立像:市指定文化財 室町時代
2)善導大師坐像:重要文化財 1330年
3)訪問日:2023年2月20日

1山門DSC04080昌林寺 (6).JPG
                  山門

2門前の明星池DSC04080昌林寺 (4).JPG
                門前の明星池

3明星池説明板DSC04080昌林寺 (3).JPG
                明星池説明板

4境内DSC04080昌林寺 (7).JPG
                  境内

5石仏DSC04080昌林寺 (11).JPG
                  石仏

6本堂DSC04080昌林寺 (25).JPG
                  本堂

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8多田源氏一族の供養塔DSC04080昌林寺 (16).JPG
               多田源氏一族の供養塔