円楽寺 (山梨県甲府市右左口町) 役行者ゆかり

甲府盆地の南部、右左口(うばぐち)町~難読地名~
にあって、イチョウの大木が目印となっているのが円楽寺である。
円楽寺は、701年修験道の開祖・役行者(役小角)によって
開創されたと伝える古刹である。
かっては、甲斐における修験の霊地、富士山信仰の拠点として
山伏などが集まった大寺であったといわれている。

現在はその面影はほとんどないが、本堂には、日本最古という
役行者二鬼像が祀られ、その面影を残している。
イチョウの大木と桜が境内に趣を造り、はるか南アルプスを
望める。

<山梨県のお寺一覧>

(1)寺名:円楽寺(えんらくじ)
(2)住所:山梨県甲府市右左口町4104
(3)山号:七覚山 (4)宗派:真言宗智山派
(5)開基:役行者 (6)開創:701年
(7)本尊:薬師如来
(8)その他
1)役行者二鬼像:県指定文化財 12~13世紀
2)経筒:市指定文化財 室町時代
3)イチョウ:市指定天然記念物 推定樹齢500年
4)訪問日:2021年3月25日

1山門(19-2013)円楽寺 (16).JPG
                  山門

2境内(19-2013)円楽寺 (2).JPG
                  境内

3イチョウ(19-2013)円楽寺 (4).JPG
           イチョウ

4本堂(19-2013)円楽寺 (17).JPG
                  本堂

5(19-2013)円楽寺 (18).JPG

6(19-2013)円楽寺 (11).JPG

7微かに南アルプス(19-2013)円楽寺 (19).JPG
                微かに南アルプス