江音寺 (長野県諏訪市) しだれ柳

諏訪湖南端にあって、中央自動車道のトンネル上に参道が
あるのが江音寺で、自動車道が出来るまでは、杉並木の
参道があったといわれている。
境内からは、真下に中央自動車道、右に八ヶ岳連峰、左に
諏訪湖と眺望が広がる。

1中央自動車道(20-4010)江音寺 (6).JPG
             参道から中央自動車道

2微かに八ヶ岳連峰を望む(20-4010)江音寺 (8).JPG
              微かに八ヶ岳連峰

3諏訪湖望む(20-4010)江音寺 (32).JPG
                諏訪湖

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               江音寺外観


江音寺の前身は、平安時代に開創されたと伝わる大安寺で、
1565年の豪雨で流された。
1602年諏訪藩主の命で、家老千野頼房が大安寺の法灯
を引き継ぐ形で、大安寺塔頭瑞雲庵の地(現在地)に江音寺
を開創し、千野氏の菩提寺となっている。

1843年の火災で堂宇を失ったが、1845年から再建
され、現在の堂宇となっている。
この時植樹された、しだれ柳が現在の江音寺のシンボルと
なっている。

<長野県のお寺一覧>

(1)寺名:江音寺(こういんじ)
(2)住所:長野県諏訪市豊田有賀4565
(3)山号:瑞雲山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開基:千野頼房 (6)開創:1602年
(7)本尊:阿弥陀如来(大安寺の本尊といわれる)
(8)その他
1)阿弥陀如来立像:市指定文化財 鎌倉時代 像高78cm
2)しだれ柳:市指定天然記念物 推定樹齢180年
3)千野家墓所:市指定史跡
4)訪問日:2021年3月26日

1総門(20-4010)江音寺2 (6).JPG
                  総門

2楊柳観音(20-4010)江音寺2 (1).JPG
                 楊柳観音

3山門(20-4010)江音寺 (1).JPG
                  山門

4山門(20-4010)江音寺 (4).JPG
                  山門

5しだれ柳(20-4010)江音寺 (5).JPG
                 しだれ柳

6しだれ柳(20-4010)江音寺 (16).JPG
            しだれ柳

7境内(20-4010)江音寺 (18).JPG
                  境内

8本堂(20-4010)江音寺 (17).JPG
                  本堂

9薬師堂(20-4010)江音寺 (12).JPG
                 薬師堂