如来寺 (三重県鈴鹿市) 聖徳太子ゆかりのお寺

聖徳太子がこの三日市の地に、太子堂と如来堂を建立されたと
伝承され、その後太子堂は太子寺、如来堂は如来寺となったと
いわれている。
親鸞聖人が、関東から京都へ戻る際に、この地に立ち寄り
聖徳太子を偲ばれたともいわれ、弟子の顕智と善然(善念)が
ここに留まり、念仏の布教に努め、伊勢における浄土真宗の
出発点となったといわれている。

顕智は親鸞聖人没後も、覚信尼(親鸞聖人の娘)を助け、後の
本願寺となる大谷廟堂の造営に尽力したといわれる。
また、顕智は高田派本山・専修寺の3代でもある。
三日市には、顕智を偲ぶ<オンナイ念仏会>が伝わっている。

<三重県のお寺一覧>

(1)寺名:如来寺(にょらいじ)
(2)住所:三重県鈴鹿市三日市2-18-18
(3)山号:光明山 (4)宗派:真宗高田派本山兼帯所
(5)開基:聖徳太子 (6)開創:飛鳥時代
(7)本尊:阿弥陀如来(善光寺如来)
(8)その他
1)オンナイ念仏会:県指定無形民俗文化財 8月4日
2)訪問日:2017年12月3日

1参道前(24-1020)(00)太子寺 (9).JPG
                 参道前

2案内図(24-1020)(00)太子寺 (12).JPG
                 案内図

3参道(24-1023)如来寺 (3).JPG
                  参道

4本堂(24-1023)如来寺 (5).JPG
                  本堂

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