寿覚院 (香川県丸亀市) 丸亀藩主山崎氏の菩提寺

1641年、山崎家治が丸亀藩主となった時に、寿覚院を
菩提寺として開創している。
山崎家治は、因幡若桜藩主(鳥取県)~備中成羽藩主(
岡山県)~肥後富岡藩主(熊本県)と移封しているが、
若桜藩主の時に、家治の母(寿覚院殿)が1604年
寿覚院を若桜に開創し、その後移封の度に、その地に
寿覚院を開創し、現在も各地に寿覚院が残っている。
こうした例は多くみられる。

参道入口に建つ<金毘羅奉献灯籠>は、1796年
金毘羅街道の玄関口であった丸亀港に建てられたものを
移転安置している。

<香川県のお寺一覧>

(1)寺名:寿覚院(じゅかくいん)
(2)住所:香川県丸亀市南条町16
(3)山号:光明山 (4)宗派:浄土宗
(5)開基:山崎家治 (6)開創:1641年
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)観音堂:市指定文化財 1641年
2)観音菩薩・勢至菩薩立像:市指定文化財 藤原時代
3)訪問日:2019年10月5日

1丸亀城(37-0908)(00)寿覚院 (18)1.JPG
                 丸亀城

2丸亀港(37-0908)(00)寿覚院 (17)1.JPG
                 丸亀港

3金毘羅奉献灯籠(37-0908)(00)寿覚院 (2).JPG
                金毘羅奉献灯籠

4参道(37-0908)(00)寿覚院 (3).JPG
                  参道

5全景(37-0908)(00)寿覚院 (16)1.JPG
                  全景

6山門(37-0908)(00)寿覚院 (4).JPG
                  山門

7本堂(37-0908)(00)寿覚院 (15).JPG
                  本堂

8観音堂(37-0908)(00)寿覚院 (14).JPG
                 観音堂