円通寺 (香川県宇多津町) 守護大名・細川頼之ゆかりの地

宇多津町のシンボル青ノ山(224m)の北麓から東麓にかけて、
四国八十八ヶ所霊場第78番郷照寺を始めとして、寺町が連なる。
その東端に、松並木の参道、山門の背後に青ノ山を望む円通寺が
建つ。

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                 青ノ山

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                 青ノ山

3円通寺へ(37-0808)(00)円通寺 (1).JPG
                円通寺へ

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5参道(37-0808)(00)円通寺 (27).JPG
                円通寺参道

6山門(37-0808)(00)円通寺 (2).JPG
                  山門

この地は、14世紀四国を領した守護大名・細川頼之が20年ほど
居館を構えたといわれ、細川氏の供養塔といわれる五輪石塔が残る。
また、2001年に枯死した黒松も細川氏が植えたと伝えている。

円通寺は、永仁年間(1293~99年)背後の小山に開創された
と伝え、1675年現在地に再興されている。
開創地には三ツ岩と呼ばれる3個の組み立てられた岩がある。

<香川県のお寺一覧>

(1)寺名:円通寺(えんつうじ)<圓通寺>
(2)住所:香川県宇多津町1263
(3)山号:青松山 (4)宗派:真言宗御室派
(5)開基:宥弘法印 (6)開創:永仁年間
(7)本尊:如意輪観音
(8)その他
1)不動明王二童子像(画):県指定文化財 南北朝時代
2)五輪石塔:町指定文化財 14世紀後半
3)弘法大師像(画):町指定文化財 15世紀中頃
  など4件の町指定文化財
4)訪問日:2019年10月5日

1境内(37-0808)(00)円通寺 (8).JPG
                  境内

2六地蔵(37-0808)(00)円通寺 (15).JPG
                 六地蔵

3本堂(37-0808)(00)円通寺 (24).JPG
                  本堂

4黒松の切株(37-0808)(00)円通寺 (12).JPG
                 黒松の切株

5太子堂(37-0808)(00)円通寺 (14).JPG
                 太子堂

6五輪石塔(37-0808)(00)円通寺 (24).JPG
                 五輪石塔