太然寺 (岡山県岡山市北区) 金神様の太然寺

太然寺は<金神様の太然寺>と呼ばれ、方除け神様として金神様
信仰が篤いと聞く。
この金神様を祀った経緯は、
 豊臣秀吉が備中高松城を水攻めにしたが、城の良の方角に金神
尊が祀られていて、その祟りで織田信長が明智光秀に討たれたと
神罰を恐れ、中国大返しの途中に、太然寺に立ち寄り、金神尊を
祀るよう依願したと伝えられている。

太然寺は奈良時代、奈良大安寺の荘園を管理する支院として、開創
されたと伝え、1561年備前守護・松田氏の強制で、日蓮宗に
改宗している。
この時期、備前では他のお寺でも同様の強制があったいわれ、反対
すれば焼討ちにあったお寺も数多くあったといわれている。

<岡山県のお寺一覧>

(1)寺名:太然寺(たいねんじ)
(2)住所:岡山県岡山市北区大安寺西町8-8
(3)山号:岩根山 (4)宗派:日蓮宗
(5)開創:奈良時代 (6)本尊:十界曼荼羅
(7)訪問日:2020年6月17日

1参道(33-1015)太然寺 (20).JPG
                  参道

2山門(33-1015)太然寺 (5).JPG
                  山門

3本堂(33-1015)太然寺 (13).JPG
                  本堂

4日蓮聖人像(33-1015)太然寺 (14).JPG
                 日蓮聖人像

5帝釈堂(33-1015)太然寺 (16).JPG
                  帝釈堂