正授院 (広島県尾道市) 五万日常念仏

千光寺山ロープウェイ山麓駅の、直ぐ北に建つのが正授院
である。
お寺は、1394年禅寺として開創されたと伝え、慶長年間
(1596~1615年)に浄土宗になっている。
そう広くはない境内には、本堂、鐘楼、墓地などがびっしり
と建つ。

1千光寺山頂からの眺望(34-1238)正授院 (1).JPG
              千光寺山頂からの眺望

2ロープウェイ山麓駅から見る正授院(34-1238)正授院 (2).JPG
           ロープウェイ山麓駅から見る正授院

3正授院外観(34-1238)正授院 (3).JPG
                正授院外観

そんな中、鐘楼の南傍に<石造常念仏五万日廻向塔>5基が
建っている。
これは、元禄の頃から始まり、常念仏一万日毎に1基、合わ
せて常念仏五万日の成就5基であり、このことは徳川将軍に
も伝えられ、仏像などが授けられ、お寺の名誉となっている。

<全国のお寺一覧>

(1)寺名:正授院(しょうじゅいん)
(2)住所:広島県尾道市長江1-2-17
(3)山号:伝法山 (4)宗派:浄土宗
(5)開創:1394年 (6)本尊:阿弥陀如来
(7)その他
1)石造常念仏五万日廻向塔5基:市指定文化財 江戸時代
2)常念仏に関する覚書:市指定文化財
3)家光念持仏子安観音坐像:市指定文化財
4)葵紋付香炉:市指定文化財
5)訪問日:2022年10月12日

1正授院説明板(34-1238)正授院 (5).JPG
                正授院説明板

2本堂(34-1238)正授院 (4).JPG
                  本堂

3六地蔵(34-1238)正授院 (12).JPG
                 六地蔵

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                  鐘楼

5常念仏五万日廻向塔(34-1238)正授院 (14)1.JPG
               常念仏五万日廻向塔