明正寺 (愛媛県新居浜市) ミョウショウジザクラ

桜の品種は多く、現在では600種を超える品種があるといわれる。
<ミョウショウジザクラ>は1965年愛媛県の八木氏によって発見
された桜で、原木が明正寺にある。
この原木から生まれた苗木が善通寺などに移植されている。
開花が3月中旬と早く、涅槃会の時期と重なることから<涅槃桜>と
呼ばれている。
残念ながら、私の訪問時期は葉桜であった。

1山門 右に櫻(38-0203)(00)明正寺 (1).JPG
                  山門
             右にミョウショウジザクラ

2ミョウショウジザクラ(38-0203)(00)明正寺 (4).JPG
              ミョウショウジザクラ

明正寺は728年の開創と伝え、1643年明正天皇の病気平癒祈願
を行ったといわれ、寺名を明正寺と改名している。
古刹だけに文化財が多く残っている。

<全国のお寺一覧>

(1)寺名:明正寺(みょうしょうじ)
(2)住所:愛媛県新居浜市黒島2-7-70
(3)山号:龍宝山 (4)宗派:真言宗善通寺派
(5)開基:越智氏 (6)開創:728年
(7)本尊:聖観音
(8)その他
1)銅銭承和昌宝30枚:県指定文化財 835年
2)金銅密教法具29個:県指定文化財 14世紀前半
3)両界曼荼羅など7件:市指定文化財
4)深尾権太輔墓:市指定史跡
5)ミョウショウジザクラ:市指定天然記念物
6)新四国曼荼羅霊場第29番
7)訪問日:2019年10月5日

1門前(38-0203)(00)明正寺 (5).JPG
                  門前

2(38-0203)(00)明正寺 (10).JPG

3本堂(38-0203)(00)明正寺 (8).JPG
                  本堂

4薬師堂(38-0203)(00)明正寺 (9).JPG
                 薬師堂

5西国三十三所観音霊場石仏(38-0203)(00)明正寺 (12).JPG
             西国観音霊場観音石仏


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