中道院 (福井県鯖江市) すりばちやいと

718年、白山信仰の開祖・泰澄大師が玉林寺36坊を開創したと伝え、
その一坊が中道院の始まりといわれ、玉林寺の法灯を継いでいる。
976年、延暦寺の元三大師が玉林寺を訪れ、長泉寺と改名し再興した
と伝えている。これが現在の地名に残り、そこに中道院は建っている。

元三大師は、疫病を鎮めるために、護摩秘法の<すり鉢形の護摩炉を
頭に被せ、灸をすえ鎮めた>といわれ、それが現在も<すりばちやいと>
の行事として行われ、多くの参拝者が訪れているとか。

<全国のお寺一覧>

(1)寺名:中道院(ちゅうどういん)
(2)住所:福井県鯖江市長泉寺町2-7-2
(3)山号:霊地山 (4)宗派:天台宗
(5)開基:泰澄大師 (6)開創:718年
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)すりばちやいと:2月20日、3月2日
2)阿弥陀如来立像:市指定文化財 12世紀 像高95cm
3)訪問日:2018年10月13日

1全景(18-1414)中道院 (2).JPG
                 全景

2境内(18-1414)中道院 (12).JPG
                 境内

3境内(18-1414)中道院 (6).JPG
                 境内

4不動石仏(18-1414)中道院 (3).JPG
         不動石仏

5本堂(18-1414)中道院 (8).JPG
                 本堂

6元三大師堂(18-1414)中道院 (15).JPG
                  本堂

7石仏(18-1414)中道院 (9).JPG
                 石仏

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                元三大師堂

9周辺(18-1414)中道院 (16).JPG
                 周辺


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