福貴寺弥勒堂 (奈良県平群町) 道詮律師のお寺

平群町福貴(ふき)地区には、9世紀に道詮律師が開創した福貴寺
があったが、現在は弥勒堂、鎮守白山神社が残るのみである。
道詮律師は、法隆寺夢殿を再建した法隆寺学僧で、弘法大師空海と
親交のあった高僧であった。
福貴寺は大寺であったが、いつしか衰退し、弥勒堂を残し、
明治時代の神仏分離によって白山神社は分離された。
塔頭普門院も今や廃寺となっている。

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(1)寺名:福貴寺(ふきじ)跡
(2)住所:奈良県平群町福貴1551
(3)山号:慈尊山 (4)宗派:聖徳宗
(5)弥勒堂:1859再建 本尊弥勒菩薩立像
(6)普門院跡:近年堂宇が取り壊され跡地となっている。
        本尊聖観音立像:重要文化財 平安時代前期
(7)訪問日:2020年3月9日

1参道(29-533-02)福貴寺 (1).JPG
                  参道

2左に弥勒堂右に白山神社(29-533-02)福貴寺 (12).JPG
             左に弥勒堂 右に白山神社

3弥勒堂(29-533-02)福貴寺 (3).JPG
                 弥勒堂

4白山神社(29-533-02)福貴寺 (7).JPG
                白山神社

5周辺(29-533-02)福貴寺 (10).JPG
                  周辺

6周辺(29-533-03)普門院跡 (10).JPG
                  周辺

7普門院跡(29-533-03)普門院跡 (9).JPG
                普門院跡

8普門院跡(29-533-03)普門院跡 (3).JPG
                普門院跡

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