専称寺 (兵庫県洲本市) 庚午志士の碑

明治3年(1870年)、徳島藩の一部藩士が、明治時代の身分を
めぐって、徳島藩領の洲本城代稲田氏家臣と対立し、徳島藩士らが
稲田氏家臣の屋敷などを襲い、多数の死傷者を出した事変を<庚午
事変(稲田騒動)>と呼び、これにより徳島藩士には切腹(日本で
最後の切腹刑)、稲田氏家臣には北海道静内への移住が課されている。
この事変が、淡路島の兵庫県編入の契機となったといわれている。

この事変で犠牲となった徳島藩士の慰霊碑が建つのが専称寺であり、
稲田氏家臣の慰霊碑が建つのが江国寺である。

<淡路島のお寺一覧>

(1)寺名:専称寺(せんしょうじ)
(2)住所:兵庫県洲本市本町8-7-31
(3)山号:心念山 (4)宗派:浄土宗
(5)開創:不詳 (6)本尊:阿弥陀如来
(7)訪問日:2018年4月22日


1洲本の寺町(28-3113)専称寺 (8)1.JPG
                洲本の寺町

2山門(28-3113)専称寺 (1).JPG
                専称寺山門

3(28-3113)専称寺 (3).JPG

4庚午志士の碑(28-3113)専称寺 (5).JPG
               庚午志士の碑

5本堂(28-3113)専称寺 (4).JPG
                 本堂

6法然上人幼少像(28-3113)専称寺 (6)1.JPG
             法然上人幼少像

7稲田家招魂碑(28-3113)専称寺 (7)1.JPG
               稲田家招魂碑


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