南泉寺 (岐阜県山県市大桑) 美濃土岐氏の菩提寺

平安時代末期、土岐郷に土着して始まった美濃土岐氏は、南北朝時代
美濃守護として美濃を治めた。
その子孫で美濃守護大名の土岐政房が、1517年土岐氏の菩提寺と
して開創したのが南泉寺で、1535年土岐氏が大桑城を拠点とした
後、1547年大桑城が斎藤道三によって落城し、土岐頼純が討死
したことから、南泉寺を現在地に移転し、頼純を弔っている。

南泉寺は土岐氏の菩提寺として、名僧が住職につく時期があり、その
中で、2代住職の快川紹喜は後に、武田信玄の帰依を受け活躍した。

私が訪れた2019年5月時点では、本堂の修理中で外観のみであった。

<岐阜県のお寺一覧>

(1)寺名:南泉寺(なんせんじ)
(2)住所:岐阜県山県市大桑2358-2
(3)山号:瑞応山 (4)宗派:臨済宗妙心寺派
(5)開基:土岐政房 (6)開創:1517年
(7)本尊:聖観音
(8)その他
1)10件の市指定文化財
2)訪問日:2019年5月4日


1全景(21-1609)南泉寺  (12).JPG
                 全景

2門前(21-1609)南泉寺  (13).JPG
                 門前

3参道(21-1609)南泉寺  (1).JPG
                 参道

4山門(21-1609)南泉寺  (3).JPG
                 山門

5工事中の本堂(21-1609)南泉寺  (4).JPG
               工事中の本堂

6釈迦堂(21-1609)南泉寺  (8).JPG
                 釈迦堂

7鐘楼(21-1609)南泉寺  (10).JPG
                 鐘楼

8説明板(21-1609)南泉寺  (2).JPG
                 説明板


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