高雄寺 (奈良県葛城市) 日本遺産<葛城修験>

修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)が修行を始めた葛城山系
とその周辺ゆかりの地で構成される日本遺産<葛城修験>の構成要素
の一つが高雄寺である。
二上山(にじょうさん)の東麓にあって、玉ヶ池と大池の間にあるの
が高雄寺であるが、現在は鐘楼と収蔵庫のみが建ち、堂宇の礎石が
かってのお寺を想像させる。

1二上山(29-1023)高雄寺  (8).JPG
                 二上山

2二上山(29-1023)高雄寺  (9).JPG
                 二上山

3玉ヶ池(29-1023)高雄寺  (6).JPG
                 玉ヶ池

4二上山と大池(29-1023)高雄寺  (7).JPG
               二上山と大池

高雄寺は、白鳳時代に役行者によって開創されたと伝え、<高雄千軒>
と呼ばれて、大いに栄えたといわれている。
現在残っている2体の仏像は平安時代のもので、重要文化財に指定
されている。
近くにある明円寺が管理している。

<全国のお寺一覧>

(1)寺名:高雄寺(たかおじ)
(2)住所:奈良県葛城市新在家6
(3)山号:二上山 (4)宗派:浄土真宗本願寺派
(5)開基:役行者 (6)開創:白鳳時代
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)その他
1)薬師如来坐像:重要文化財 藤原時代 像高85cm
2)聖観音立像:重要文化財 平安時代初期 像高約100cm
3)訪問日:2019年5月22日


5説明板(29-1023)高雄寺  (1).JPG
                 説明板

6境内入口(29-1023)高雄寺  (2).JPG
                境内入口

7鐘楼(29-1023)高雄寺  (3).JPG
                 鐘楼

8観音堂跡(29-1023)高雄寺  (4).JPG
                観音堂跡

9薬師堂跡(29-1023)高雄寺  (5).JPG
                薬師堂跡

10明円寺(29-1023)高雄寺  (10).JPG
                 明円寺


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