龍昌院 (岡山県倉敷市) 鑑真和上ゆかり

岡山県には、奈良唐招提寺の開祖鑑真和上の開創と伝えるお寺が
数ヶ寺あり、その中の一つが、今は無き西安寺で、その塔頭の
一つが龍昌院である。
鑑真和上が天平勝宝年間(749~757年)、岡山に巡錫の
際に、ここ西岡の地に西安寺を開創したと伝え、13寺の塔頭が
同時に開創されたといわれ、その一つが龍昌院である。
戦国時代の兵火と、慶長年間(1596~1615年)の火災に
より、西安寺や塔頭も焼失したが、行願院と龍昌院は焼失を免れ、
現在も西安寺の法灯を引き継いでいる。

龍昌院は戦後、伽藍が再建され境内も整備されている。

<岡山県のお寺総覧>

(1)寺名:龍昌院(りゅうしょういん)
(2)住所:岡山県倉敷市西岡1774
(3)山号:西岡山 (4)宗派:高野山真言宗
(5)開基:鑑真和上 (6)開創:天平勝宝年間
(7)本尊:阿弥陀如来
(8)訪問日:2020年6月16日


1外観(33-1515)龍昌院 (2).JPG
                 外観

2境内(33-1515)龍昌院 (9).JPG
                 境内

3本堂(33-1515)龍昌院 (4).JPG
                 本堂

4本堂(33-1515)龍昌院 (7).JPG
                 本堂

5鐘楼(33-1515)龍昌院 (3).JPG
                 鐘楼

6境内から(33-1515)龍昌院 (6).JPG
                境内から


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