真秀寺 （長野県岡谷市） 石仏

岡谷市横川地区にあって、横川公会堂に接して建つのが真秀寺で、
本堂が建つのみである。
その本堂裏に、石造西国三十三所観音像と石造釈迦三尊仏が安置
されている。
これらは、高島藩（諏訪藩）石工取締の山田平蔵父子が１８６８年
彫った石仏であり、覆い屋根で維持管理されている。


　　　　　　　　　　　　　　　　　本堂


　　　　　　　　　　石造釈迦三尊と石造西国三十三所観音


　　　　　　　　　　　　　石造西国三十三所観音


　　　　　　　　　　　　　　　石造釈迦三尊


　　　　　　　　　　　　　　　石造釈迦三尊

また、本堂前には庚申塔などの石仏が祀られており、石仏愛好家
には逃せないお寺である。
お寺が所蔵する仏像などには、明治時代初期の神仏分離によって、
諏訪大社上社、下社の神宮寺から移座されている。

＜全国のお寺一覧＞

（１）寺名：真秀寺（しんしゅうじ）
（２）住所：長野県岡谷市長地小萩１－１９－９
（３）山号：成田山　（４）宗派：真言宗智山派
（５）開創：応永年間（１３９４～１４２８年）
（６）本尊：大日如来
（７）その他
１）石造西国三十三所観音像、石造釈迦三尊仏：市指定文化財　１８６８年
２）大日如来坐像、不動明王坐像、清涼大師坐像：市指定文化財
３）十六善神図：市指定文化財　室町時代
４）訪問日：２０２１年３月２６日




　　　　　　　　　　　　　　　　　門前


　　　　　　　　　　　　　　　　　石仏群


　　　　　　　　　　　　　　　　　石仏群


　　　　　　　　　　　　　　　　　庚申塔