景福寺 (鳥取県鳥取市) 後藤又兵衛の菩提寺

大坂の陣(1614~15年)で豊臣方の武将として<大坂城五人衆>
の一人に数えられ、大いに活躍したが、夏の陣で討ち死にしたとされる
後藤又兵衛の菩提寺が景福寺である。
なお、又兵衛の墓は他に多くある。

景福寺は、1370年兵庫県猪名川町に開創され、慶長年間(1596
~1615年)姫路藩主池田氏の家老荒尾氏の帰依を受け、姫路にも
景福寺を開創している。
その後、池田氏が岡山、鳥取の藩主として移る度に、荒尾氏はその地に
景福寺を開創している。
鳥取には1633年開創し、現在も4ヶ所に景福寺が残り、<曹洞宗
四景福寺>と呼んでいる。

<鳥取県のお寺一覧>

(1)寺名:景福寺(けいふくじ)
(2)住所:鳥取県鳥取市新品治町135
(3)山号:瑞松山 (4)宗派:曹洞宗
(5)開基:通幻禅師 (6)開創:1370年
(7)本尊:釈迦牟尼
(8)その他
1)鳥取藩家老荒尾氏の菩提寺
2)後藤又兵衛父子の菩提寺
3)訪問日:2005年9月23日


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                  山門

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                  本堂

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                 地蔵尊

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              中央に後藤又兵衛の墓

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                荒尾氏墓所


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