円明寺 (静岡県三島市) 孝行犬

江戸時代末期の頃、本堂床下に母子6匹の犬が住んでいたが、1匹の
子犬が亡くなり、それがもとで母犬は病気になってしまった。
子犬たちは母犬に寄り添い、餌を運んでは看病に努めたが、母犬は
亡くなり、その後子犬たちも亡くなり、住職は愛しんできた犬たち
を弔って墓を建てたと。これが三島の民話として親孝行の話として
伝わった。

1孝行犬碑(22-5006)円明寺 (8).JPG
                孝行犬の碑

円明寺は1344年建立された法華堂が始まりと伝え、1479年
円明寺としてお寺となっている。
山門は三島宿樋口本陣の表門を明治時代に移したものである。

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(1)寺名:円明寺(えんみょうじ)
(2)住所:静岡県三島市芝本町1-7
(3)山号:広澄山 (4)宗派:日蓮宗
(5)開基:日静 (6)開創:1344年
(7)本尊:十界曼荼羅
(8)その他
1)山門:市指定文化財 江戸時代 薬医門
2)訪問日:2021年3月23日


2参道(22-5006)円明寺 (5).JPG
                 参道

3山門(22-5006)円明寺 (6).JPG
                 山門

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5本堂(22-5006)円明寺 (7).JPG
                 本堂


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