正興寺 (滋賀県大津市南志賀)

正興寺の開創は不詳であるが、元々どこに開創されたかが興味を
そそる。それは境内に<梵釈寺舊址>石碑があるからだ。
近年の調査では、梵釈寺は崇福寺跡の近くにあったと考えられ、
現在の正興寺所在地とは異なる。 
石碑とお寺が同時に移されたのだろう。

1門前(25-0169)正興寺 (7).JPG
                 門前

門前には、白鳳時代の南滋賀町廃寺の瓦を焼いた榿木原遺跡(
はんのきはらいせき)があり、この滋賀里一帯は古代寺院跡の
宝庫であり、近江大津宮も近くにある。

<滋賀県大津市のお寺一覧>

(1)寺名:正興寺(しょうこうじ)
(2)住所:滋賀県大津市南志賀2-19-2
(3)山号:東光山 (4)宗派:浄土宗西山禅林寺派
(5)開創:不詳 (6)本尊:阿弥陀如来
(7)訪問日:2017年5月18日

2山門(25-0169)正興寺 (5).JPG
                 山門

3本堂(25-0169)正興寺 (4).JPG
                 本堂

4石碑(25-0169)正興寺 (10)1.JPG
                  石碑


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