甲山寺 (愛知県岡崎市) 岡崎城の鬼門守護

日本武尊(やまとたける)伝説が残る甲山の麓に建つ甲山寺は、
現在の安城市に808年伝教大師最澄によって開創されたと伝え
1530年徳川家康の祖父・松平清康が岡崎城の鬼門守護のため
に、安城から薬師堂などを移したといわれている。
1544年新たに護摩堂を建立し、甲山寺の開創としている。

1本堂(23-6719)甲山寺 (6).JPG
                 本堂

江戸時代には、徳川家の祈願所として大いに栄えたといわれたが、
明治時代以降縮小している。
甲山には古墳もあり、公園として整備されている。

<愛知県のお寺一覧>

(1)寺名:甲山寺(こうざんじ)
(2)住所:愛知県岡崎市六供町甲越17
(3)山号:長輝山 (4)宗派:天台宗
(5)開創:1544年 (6)本尊:不動明王
(7)その他
1)本堂(護摩堂):市指定文化財 1702年
2)大日如来坐像:市指定文化財 藤原時代
3)十二天立像:市指定文化財 1702年
4)両界曼荼羅図:市指定文化財 室町時代
5)十二天像(画):市指定文化財 室町時代
6)訪問日:2018年9月23日

2本堂(23-6719)甲山寺 (8).JPG
                 本堂

3本堂(23-6719)甲山寺 (16).JPG
                 本堂

4秋葉堂(23-6719)甲山寺 (10).JPG
                 秋葉堂

5庭園(23-6719)甲山寺 (14).JPG
                 庭園

6境内から(23-6719)甲山寺 (2).JPG
                境内から


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